エモいはもう古い？オタク半端ねぇよ！こんな新語、普通使わへんやん。

オタク文化の最先端を行く秋葉原で2018年も勢いのある「エモい」というキーワード。
意味や使い方などオタクから若者までわかりやすく説明しているサイトも多いですが、もう時代遅れ、「古い」です。

秋葉原の流行サイクルから振返ってみても「５年」が賞味期限なので、これからは「新語」がトレンドになると予想します。
新元号となって平成も終わる2018年から流行るであろうオタク言葉についてご紹介させて頂きます(‘ω’)ノ

「エモい」はもう古い？使われ出したのはいつごろから？

流石に最近はだいぶ落ち着いてきた感がありますが、いまだに「エモい」という言葉の意味や使い方に興味を持つ人は多いです。ネット上の流行が遅れて浸透するということもあると思いますが、歴史的には秋葉原にもある大型書店「三省堂」の「今年の新語2016」で2位にランクインしたことから注目されるようになりました。

言葉の意味としては、英語の「emotional」を由来としていて「感情が動かされている模様」「感情が高まって強く心が動いている」ような意味の形容詞です。同じような言葉に「ヤバい」という表現方法があって「ヤバい　ヤバい」なんて日常語をアキバのオタクでも使っています。

もともとは音楽の世界から生まれた言葉で、秋葉原がオタク街になる前の1980年代から使われていました。

80年代から30年以上も経った2016年になぜ「エモい」が頻繁に使われるようになったのかは、コレといったしっかりとしたデータがあるわけではないですが「ニコ生」や「YouTube」の普及が影響しているとオタク目線からは予想しています。

音楽のジャンルである「エモーショナル・ハードコア」から派生しているとも言われる「エモい」の表現が、ニコ生やYouTubeなどを通じて新しい音楽を知ったオタクを通じて拡散したという仮説です。ボカロやアニソン好きの中には音楽に詳しいオタクもいて、「エモーショナル・ハードコア」が分類されるパンクロックやロックに通じている人も多いです。

そんな背景の中で、何とも表現できない感情を「エモい」という言葉を使うことによって代用できたと推測されます。

若者言葉として紹介されることもありますが、ここ最近は世代を超えて使われている印象もあります。ツイッターやインスタグラムを利用する高齢者もだいぶ増えていて、ネットが若者だけの文化とは言えなくなりつつあります。

ただ、「エモい」はもう古いと言えるでしょう。これだけ盛り上がったということは、熱が冷めるのも早いです。

秋葉原のオタク界隈でもエモいはあまり使われなくなっていますし、そろそろ次の新語が出てきてもおかしくありません。