秋葉原を変えた【オタクとゲームの関係】 歴史がわかるレトロゲーム専門店


「その時歴史が動いた」というNHKのドキュメント番組が人気でしたが、秋葉原の歴史を変えたのは「オタク」であることは間違いありません。
戦後もともとは真空管やラジオ部品の闇市からはじまった秋葉原が、現在のオタク文化の最先端を行くような「萌え」の街になるとは誰も想像していなかったのでは。

なぜ秋葉原がオタクの街になって、電気街から萌えの街に変化したのかは、【秋葉原の歴史】が深く関係しています。
秋葉原を変えた出来事と、レトロゲーム専門店についてご紹介させて頂きます(‘ω’)ノ

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秋葉原を変えたゲームとオタクの関係とは

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今でこそ、スマホやネット、テレビが普及して「娯楽」と言えば何でもある時代ですが、戦後の娯楽と言えばラジオでした。

リアルタイムで知ることはできないですが、人気ラジオ番組がある時には家族が揃ってラジオの前に正座するということが普通だったと言いますから、ラジオ放送が相当なイベントで娯楽だったことが伺えます。

そのラジオ部品の闇市から発展した秋葉原には、ラジオ会館が残っているように世界的には「真空管」や「電子部品」の街として有名でした。今でも、電子部品の秋月電子通商などマニアックなお店も多いです。

どうして電気街秋葉原からオタクの街アキバに変化したのか気になる方も多いです。

既にオタクの街としての秋葉原しか知らない世代にとっては、何でラジオ会館があるのかさえ不思議かも知れません。秋葉原を変えたオタク文化の歴史は、秋葉原の電気街の歴史でもあります。

秋葉原で歩行者天国がはじまった1970年代まではテレビや洗濯機、冷蔵庫などの家電製品の販売店も多く、近くの神田には神田青果市場もあって卸業、電化専門街としての色が強かったです。

この秋葉原の流れを変えたのが、1983年に発売された「ファミコン」。
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高度経済成長期に発展した家電製品の販売店も、多くの家庭に家電が普及することにより販売不振に陥っていたのも事実ですが、ファミコンの発売によっていわゆるコンピュータゲームが爆発的な人気となりゲーム販売店に鞍替えする店が増加しました。

1990年代はパソコンが一気に普及した時期で、秋葉原も電化製品よりも売れるパソコン関連のお店が劇的に増えることになります。2000年はじめまでの秋葉原は、今のオタクとは違いコンピュータとしてのゲーム好き、パソコン好きが多くマニアックと表現した方が良いオタクが多かったのです。

当然、ゲームやパソコンの専門店が増えれば競争も激しくなり品揃えや質も向上し全国からゲームマニアやパソコンマニアが集まるようになりました。お客さんが増えればそれに関連した産業も発展し、観光客も多い歩行者天国がある秋葉原にはゲーセンも乱立することになります。

 

レトロゲームが秋葉原で人気の理由

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「昔のゲーム」とか「古いゲーム」としての意味が強い「レトロゲーム」ですが、レゲー、レトゲー、オールドゲーム、懐ゲーとも呼ばれることがあります。

ただ秋葉原では、【レトロゲーム】が一般的です。

このレトロゲームが秋葉原で人気な理由のひとつには、アーケードゲーム版のレトロゲームを扱うゲーセンが多く存在していて昔のゲームに出逢うチャンスが多いこともあると想像されます。

今のゲーム世代から見たら古いアーケードゲームも新鮮で興味を持つことも。

またアーケードゲーム以外のレトロゲームでは、何と言っても初代ファミコン世代が秋葉原にも多く訪れていて、骨董品、コレクターとしてのニーズが高いことも影響しています。

レトロ感のある初代ファミコンやスーパーファミコンは、飾っているだけでも懐かしい気分になれて置物としての意味もあるかも知れません。骨董品と言っても値段の高いものはほとんどないのも魅力のひとつです。

 

秋葉原の歴史を感じるレトロゲーム専門店

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レトロゲームの魅力は「骨董品」「コレクター」としての価値があることも否定できません。

iPhoneしか知らない世代にとっては、初期の頃のMacにはあまり興味が無いかもしれませんが、本当のMacマニアにとっては昔のMacは芸術品でありコレクションのひとつとしての意味合いも強いです。

そんなレトロゲームの魅力を最大限に感じることができるレトロゲーム専門店が「BEEP@秋葉原」。

石田衣良さんの小説「アキハバラ@DEEP」に影響されたような店名ですが、この小説が連載されていたのも2002年頃で秋葉原のオタク文化が発展していた時期。

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※レトロゲームだけでなく、PC88-98などのレトロPCもあってパソコンマニアにもおすすめ。

ゲーム雑誌、書籍、アーケードゲームの基盤など品揃えが豊富で、ゲームマニアにっては宝物の山です。自宅をゲーセンにすることだって可能。

レトロゲームのことなら何でも相談できます。

【アクセス】千代田区外神田3-9-8 中栄ビル 地下1階 (※JR秋葉原駅電気街口から徒歩7分、銀座線末広町駅から徒歩3分ほど。)

【営業時間】

11:00~20:00

【定休日】水曜日

【電話番号】03-6206-9116

 

 

まとめ

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もちろん、秋葉原にはレトロゲームだけでなくオタク文化の最先端技術を駆使した最新のゲーム機もあって人気のゲーセンも多いです。

秋葉原の有名なゲーセンも知っているけどあえてディープなオタクスポットに行くことで、余裕のあるベテランオタクへの一歩を踏み出すことができます!

秋葉原にはまだまだ多くのマニアックスポットがあって魅力的なオタクスポットも。

どんどん秋葉原で新しい発見をしていって下さい!

 

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本日も最後までご覧いただきましてありがとうございました(‘ω’)ノ

 

秋葉原の小ネタを知っていると秋葉原がまたひとつ魅力的な街になります。
>>秋葉原のオタク狩りは今でもあるの?アキバに一人で行く時危険な場所はどこ?

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